皆さんはモノを買う時にどんなことを意識しているでしょうか?
いろいろな基準があると思います。
私の周りにも、ノーブランドばかり揃えている人や、いわゆるハイブランド物ばかり持っている人など様々です。
この記事では、ミニマリストになって1年の私がモノの価値を最大限高める考え方について解説していきたいと思います。
高価なモノ=価値があるとは限らない
皆さんは高価なモノ=良いモノというイメージがありますよね。
確かにその通りで、高いモノは単純に品質が良く、長持ちしやすいです。一方で、安いモノは品質が悪い、壊れやすかったりします。
ただ、高いモノばかり買っているとお財布事情が厳しくなりますよね。
使えるお金に限りがあるならば、どうしても高いモノと安いモノを組み合わせて買う必要が出てきます。
高ければいい、安ければいいというのは一つの価値観ではありますが、大事なのは自分にとって価値のあるものか、ないものかを見極めることです。
そして、モノは所有するだけでなくどう使うかが重要で、例えば、年に1回しか使わないものにお金をかけてもそれはただの無駄遣いです。
一方で、毎日使うものとか、自分が大事だと思っているモノにお金をかけるとそれは投資になります。
10万円の革製カバンと1万円の合皮カバン、どちらに価値があるか
あなたなら、10万円のカバンと1万円のカバンがあれば、どちらを選ぶでしょうか。
私なら、迷わず10万円の革製カバンを選びます。
カバンは毎日使うもので、私にとっては大事にしているモノだからです。
今実際に私が持っているカバンも革製で、約5万円程しました。
もちろん、革製品なので手入れしながら使えば何年も持ちますし、経年変化によるアジも出てきます。
毎日気に入ったモノを使用することで、所有する喜びを感じています。
逆に、衣服に関しては重視していないため、いわゆるファストファッションで済ませています。
衣服に関しては所有する数を決めていますし、基本はモノトーンで揃えているため、衣服費がゼロの月もあるぐらいでほとんどお金をかけていません。
シャンプーやリンスなどの消耗品と同じ考え方で、使えなくなったら替えるぐらいの気持ちで所有しています。
こういう風に、モノの所有にメリハリをつけることで、本当に大事なモノを購入したり、自分のやりたいコトにお金を使うことができるようになるのです。
今の自分にとって必要なものを見極める
見栄を張って所有したモノや衝動買いをしたモノについては、一時的に満足することはあっても、もっと良いモノが欲しくなったりして、すぐに物足りなくなってしまいます。
反対に、生活に必要なものや自分らしさを感じるモノを所有すれば、生活が豊かになります。
よく使うモノ、自分が大事に思っているモノを購入すれば長く使えますし、充実した気持ちのいい毎日を過ごせます。
私自身の失敗として、財布選びがあります。私は毎日使う小物を重視しているにも関わらず、何が自分にとって重要なのか?を深く考えずにインターネットで買いあさっていた時期がありました。こういう時は、どれだけ財布を買っても満足せず、「使いにくいな・・・」「もっと良いモノはないのかな・・・」と悶々とする日々を送っていました。
ある時、自分にとって財布に求めるモノは「薄さ」だという答えに辿りつき、今の財布に出会いました。
今の財布を購入してからは、他の財布に見向きをすることがなくなり、財布を買うお金を使わなくなりましたし、毎日気分良く財布を使用できています。
この失敗から学んだことは、自分にとって何が大切なのか、どこを大事にするのかを明確にする必要があるということです。
他の人が持っているモノと自分を比較したり、テレビやCMなどを見て衝動的にモノを買うこともあると思いますが、あくまで「自分軸」に立ってモノを選ぶようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ミニマリストのモノの購入基準をご紹介しました。
モノの値段という一つの側面だけにとらわれず、本当に必要なモノは何なのか?という視点を加えることで、より生活を豊かにするモノを所有することができます。
モノを選ぶ基準は人それぞれですが、少しでもモノを減らしてモノに奪われる時間や思考を減らせば確実に人生が変わってきます。
現状を変えたいと思っている方の少しでも皆さんの参考になれば幸いです。
Minimalist esu
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