人間誰でも、見栄を張りながら生きていると思います。
そして、この見栄で生きづらさを感じている方もいると思います。
皆さんは、見栄を張らずに生きていますか?
見栄を張り生きづらさを感じている方に向けて、見栄を捨てるとラクになる話について書いていきます。
見栄は自信が無い証しである
まず、なぜ人は見栄を張るのか?ということを考えました。
・人目を気にして、○○でなければならないと思っている ・世の中の常識にとらわれ、○○をしなければならないと思っている ・自信が無いから、高価なものを身につけて自信を持ちたい
などなど。
色々な理由があると思いますが、結局、自分の中で勝手に「他人から見た自分」を作り上げているだけなんです。
これって結局、自分軸ではなく他人軸なんですよね。要は、自分に自信がないんです。
だから、どれだけ見栄を張ったとしても、いつまでも終わりがないエンドレスな状態なんです。
完璧な人間などこの世にいません。周りと自分を比べると、必ず優れている部分・劣っている部分があります。
例えば、”自分をお金持ちに見せたい”という人がいたとして、高級ブランドを無理して購入し身につけたとしても、世の中には上には上がいます。
自分より少し良いモノを身につけている人がいれば、そうでない人もいます。はたまた、手の届かない雲の上のような存在もいます。
そうした中で、少し良いモノを身につけている人が目に入り比較してしまいます。
そして、見栄の”重ね張り”のような負のスパイラルが生まれ、何かを犠牲にしないと見栄が張れないという状況が発生してくるのです。
そんな状況は、果たして幸せなのでしょうか?
そんなわけないですよね。
しかも、見栄は張ったところで一時的な満足しか得ることはできません。
その満足は一瞬で過ぎ去ってしまうのです。
中身の無いシャボン玉に彩りを加えるようなもので、すぐに割れてしまいます。
そんな状態に陥ってしまった時、見栄を張らずにいきていくためには何をすれば良いのでしょうか?
それは、外側ではなく内面を磨くことです。
見栄を張らずに生きていくためには
努力を積み重ねる
自分に自信がない人は、努力をしましょう。
何か一つでもいいんです。
毎日コツコツと努力を積み重ねると、いずれ他の人が真似できない領域にまで達することができます。
そして、そこで得た気づきや経験は自分の財産になり、今後の人生で必ず活きてきます。
私の話になりますが、私は5年前から自宅での筋トレをしています。お酒を飲んだ日以外は毎日です。
仕事がどれだけ遅く終わったとしても、必ず家に着いてから自宅で筋トレをしています。
「平凡の非凡化」とでも言いましょうか。毎日毎日、少しずつメニューを変えて飽きないように工夫するなどして5年間筋トレを続けました。
筋トレを続けることで、いろいろなことに気づくことができました。
・シンプルな服装でもオシャレに見える。 ・少々のことではへこたれず、常に気持ちな前向きになれる。 ・食べても太らないからカロリーを気にせず食事ができる。
たった1つのことを愚直に続けるだけで、小さな自信・小さな幸せを手に入れることができたのです。
筋トレをコツコツと5年間継続した結果、見栄を張って生きていた時には感じなかった充実感を手に入れることができたのです。
今は、筋トレと並行しブログの執筆もしています。
まずは自分の興味があることを積み重ねることによって、多少なりとも自分に自信が持ち、そして、その自信を原動力として新たなチャレンジをしていくというプラスのスパイラルを生むことができるると実感しました。
自分らしさを大切にする
自分らしさとは何か?を考えて行動することも大事です。
私は昔から「こうでなければならない」という思い込みのようなものが強い人間でした。
しかも、自分に自信がない分、その思い込みにとらわれてやりたくないことをやっていた時期もありました。
・本当は黒めの服が好きなのに、明るくなければならない
→原色系の服を買って後悔・・・
・そもそも服にあまり興味がないけど、オシャレでなければならない
→服を買い漁り、結局着ない服が大量に発生して後悔・・・
服を例に挙げましたが、挙げ始めるとキリがありません。
※ミニマリストになってからは服は黒かグレーのコーディネイトが中心で、小物も全て黒で揃えています
服以外にも、学生時代は「学生時代の付き合いは大事」という固定観念のもと、本当は行きたくない飲み会や遊びの誘いなども自分の都合を犠牲にしてまで付き合う時期がありました。
※ミニマリストとなってからは人間関係もミニマムにしています
今振り返ると、もっと自分がやりたいことをやり、自分が言いたいことを言っておけばと少し後悔をしています。
ただ、いままでの言動・行動が現在につながり、これからの言動・行動が未来につながると考えていますので、過去を振り返ることはあっても、過去にしばられることはせず、ただひたすらに前を向いてやれることを一つ一つ積み上げていきたいと思っています。
まとめ:見栄を捨ててラクに生きよう
努力を怠らず、良い意味で周りを気にせず自分らしさを大切にすることでラクになれます。
たった1回きりの人生です。
周りの目線・評価を気にしながら生きていくか、自分の目標・価値観を大切にしながら生きていくかは自分次第です。
他人軸ではなく自分軸を意識することで、「目標・価値観」と「行動」のギャップが埋まり圧倒的に生きやすくなります。
家にいる機会が多いこの状況の中で、皆さんが自分自身を見つめ直す機会にきっかけになれば幸いです。
Minimalist es
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