私はミニマリストになるまで、モノに溢れた部屋で過ごしていました。
どちらかと言えばモノは多い方だったと思います。
そして、大型連休や年末の大掃除など、節目節目で部屋の中にあるごちゃごちゃしたモノにストレスを感じることがありました。
過去の私と同じような悩みを持つ方に向けて、私の経験も踏まえて、どうすればモノから解き放たれるのかを解説していきます。
固定観念を持っている
皆さんは、部屋には絶対置かないといけない、絶対に必要だと思っているモノはないでしょうか?
・テレビ(昔からテレビで育ったよね) ・コタツ(服の風物詩だよね) ・ラグマット(フローリング冷たいよね) ・本棚(読書は大切だよね)
などです。
私自信もテレビやパソコンデスク、本棚やカーペットなどが部屋にあることが当たり前だと思っていました。
ただ、その「当たり前」は、一般常識とか、生まれた時からあるモノとか、これまでの人生で培われてきた自分だけの「常識」かもしれません。
自分の中の常識に縛られると、モノを捨てることがとても難しくなります。
いわゆる「固定観念」を持っていると、モノを手放そうにも手放せなくなってしまうのです。
固定観念から脱却すると、モノを捨てる対象範囲が広がり捨てやすくなります。
自分にとって常識だったモノを捨ててしまうと、自分の生活の一部がなくなったような感覚になり、不安を感じるかもしれません。
しかし、やがてその環境に慣れてくると「意外となくてもいけるんだな」と思える瞬間がきたりします。そういう瞬間がやってくるモノは今の自分になくても良いモノだということがわかります。
一方で、時間が経ってからでもどうしても必要だと感じる場合もあります。これは今の自分にとって必要なモノだということです。
「いきなり捨てるのは怖い!」という方は、一度モノを見えないところに隠して、1日・1週間・1ヶ月と過ごしてみるようにすれば、安心して試すことができます。
モノに執着している
あなたの家にもこんなモノは置いていないでしょうか?
・友人や家族からもらったお土産 ・子供のころの習字や工作品 ・昔のキャンプ用品 ・旅行先で買った思い出の品
少なくとも1つ以上に心当たりがあると思います。
私は子供の頃にモノをなかなか手にすることができない環境で育ったため、モノには人一倍執着があり、モノは捨てるものではなく保管するものという認識でした。
「人からもらったモノは捨ててはダメ」「小さい頃の成長記録は絶対に捨てられない」「思い出の詰まった品は捨てられない」など、モノに「執着」を持ってしまうと捨てに捨てられなくなります。
私の場合は、ミニマリストになってから
・友人や家族からもらったお土産 → 使えるモノは使う、使えないモノは捨てる ・子供のころの習字や工作品 → 写真に撮って捨てる ・昔のキャンプ用品 → 使ってくれる人に売る/譲る ・旅行先で買った思い出の品 → 写真に撮って捨てる
という一定のルールを決めてからは迷いなく捨てることができています(今までお土産をもらった方ゴメンナサイ・・・)
もったいない精神を発揮する
皆さんの家にも、使いさしのモノは残っていないでしょうか?
・使いかけのヘアワックス ・使いかけの靴クリーム ・使いかけのアロマオイル ・使いかけの調味料
などなど。
こういったモノも「もったいない・・・」という気持ちが勝り、捨てるに捨てられないですよね。
環境意識を持って、最後まで使い切るというもったいない精神を発揮することは大いに結構だと思っています。
ただ、私の場合はモノを使い切る前に捨てるのはもったいない以上に、モノを置いておく空間がもったいないと感じてしまいます。
使いかけのモノを置いておくと、さまざまな影響が出てきます。
・思考を奪われる(使うか捨てるか迷う、いつ使うか考える) ・時間を奪われる(モノが多いと探し物が増えてしまう)
このような状況になると、モノを持っておくよりも、モノを手放す方が人生や生活にとって良いと思いませんか?
単に捨てるのはもったいないと思う方は、人に譲ったり、売ったりするのも良いと思います。
そして、最終手段として捨てるを選択すれば心も軽くなるのではないでしょうか。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、モノが捨てられrない3つの理由について解説しました。
・固定観念を持つとモノを取捨選択する範囲が狭まる ・モノに執着するといざ捨てようと思っても捨てられなくなる ・モノを捨てるもったいなさよりモノに奪われる時間・思考がもったいない
モノに縛られることなく人生を豊かにするためには、今の自分に必要なモノは何か?を考え行動していくことが大切です。
モノを捨てられない自分を捨てて、もっと自由に、もっと豊かに生きてみてはいかがでしょうか?
少しでも皆さんの参考になれば幸いです。
Minimalist esu
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